フィリピン コロナ感染者が7,103名で過去最高。。原因は？？

フィリピンでの昨日(3/19)の新型コロナウィルス感染者は7,103名でした。

感染者数：648,066名
回復者数：561,902名
死亡者数：12,900名

新規感染者は過去最高記録してしまいました。。11日連続2千名越え、9日連続3千名越え、8日連続4千名越え、2日連続5千名越えの状況です。。。

現状まだ死亡者がそれほど増えていないのがせめてもの救いですが、今後一気に増えてしまうかもしれませんね。。


過去14日間の感染者数

1位　ケソン市：5,508名
2位　マニラ市：4,240名
3位　カビテ：2,781名
4位　パサイ市：2,726名
5位　ブラカン：2,596名

13日連続ケソン市がトップとなり、マニラ市と共に感染が爆発してしまっている状況です。。





これまで、フィリピン国内での1日での新型コロナウィルスへの感染者数が最も多かったのは、昨年8月10日の6,958名でした。



コロナの感染が広がってから約1年以上たった昨日、その記録を破り、7,103名という感染者になってしまうとは夢にも思いませんでしたね。



1年前はこれほどまでに長引くとは思っておらず、1年もたてば少なくとも収束方向に向かっていると思っていましたが、

フィリピンでは、ここ最近急激に感染者が増えてしまい、一気に過去最高の感染者数を記録という最悪の結果となってしまいました。

ここまで感染が拡大してしまった原因として、世界保健機構（WHO）のフィリピン担当者によると、現在のフィリピンの状況は非常に複雑な状況になってしまっているとして、

色々な原因が重なってしまっているようですが、そのひとつとして、ワクチンの接種開始による、楽観的な見方が大きくなってしまったのが原因としてあるのではないかとされています。

ワクチンによりコロナは収束に向かうという楽観的な意識が強くなり、感染予防が甘くなり、結果ここまで感染が拡大してしまったのではないかというものです。

これは楽観的な考え方が多いフィリピンの人達にはとってもしっくりくる気がしますね。人口密度が高い、ケソン市やマニラ市での感染が多くなってるのも納得ですかね。。

そしてもう一つの原因として言われているのが、変異種の影響です。フィリピンで初めて発見された変異種に含めて、イギリス、南ア、ブラジルと4つの変異種の感染が広がってしまっています。

こちらも感染拡大に貢献していることは間違いないとは思いますし、ここまで一気に感染を広めた可能性もあるのでこちらの方が恐ろしいですね。

フィリピン政府は感染予防として、あらたな防疫基準の策定も検討しているようです。ECQやMECQへ戻すのではなく、新たにHard（ハード） GCQyやSoft（ソフト） MECQなどの案があるようです。

ソフトMECQでは、ビジネス関係は引き続きオープンさせるようですが、イベントや会議など人が集まるものに関しては禁止する予定のようです。

ますます、なにが良くて何がダメなのか混乱しそうな気もしますが、なかなかシンプルにはできないのかもしれませんね。。

コロナウィルスは今後、インフルエンザのように毎年違った形で発生するようになるとも言われていますが、インフルエンザに比べるの影響が多きすぎますね。。

毎年予防接種を打って、感染が予防できる未来が来ることを祈りたいですね。。。

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