フィリピン 48％の家庭が貧困層だと思っている。。。なぜか昨年度より改善。。。

フィリピンでの昨日(12/14)の新型コロナウィルス感染者は1,339名です。

感染者数：450,733名
回復者数：418,723名
死亡者数：8,757名

新規感染者数は、15日連続千名台になりました。総感染者数は45万に達してしまいましたが、以前のペースにくらべたらだいぶ遅くなっています。

地域別にみると

ケソン市：147名
ダバオ市：124名
リザール：65名
ラグーナ：59名
マニラ市：49名

2日連続メトロマニラとその周辺で独占かと思いましたが、ダバオ市がランクインしてしまいました。ケソン市と合わせて他の地域と2倍以上の差をつけてしまっていますね。。。


フィリピンの大手調査会社Social Weather Stationsがフィリピン国内における家庭経済に関する最新の調査結果を発表しました。



調査はフィリピン全土で行われ、現在の家庭の経済状況を自分でどう思っているかのアンケートを取ったものです。

結果48％、約1,200万世帯の家庭が自身で貧困層だと思っているという結果になりました。昨年の12月の調査では54％でしたが、なぜかコロナ禍でも数字的には改善しています。。

代わりに、ギリギリ貧困層ではないと回答した家庭が、昨年より13％増えて36％となっています。コロナ禍の影響で貧困層のラインが下がったのかもしれませんね。。

そして貧困層ではないと回答した家庭は、昨年より7％少なくなっており、16％という結果になり、やはりコロナ禍の影響はでているようです。

また最低予算としてひと月あたり、
メトロマニラとビサヤ地域：P15,000
ルソン島（メトロマニラ以外）：P10,000
その他の島：P12,000
とのことで、日本と比べるとかなり安い金額となっています。

最近は特に野菜など急速にインフレがすすんでいますが、社会保障もない中、多くの人がどうやって日々生活しているのか謎ですね。。。

来年には劇的に数字が改善していることを祈りたいですね。。。


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