フィリピン ドゥテルテ大統領2022年までの麻薬撲滅を断念。。。

フィリピンでの昨日(12/9)の新型コロナウィルス感染者は1,387名です。

感染者数：444,163名
回復者数：408,942名
死亡者数：8,677名

新規感染者数は、10日連続千名台になりました。死亡者が98名増えてしまったのが気になる事ですね。。。

地域別にみると

バタンガス：71名
ケソン市：70名
ダバオデノルテ：64名
ベンゲット：59名
ケソンプロビンス：57名

久しぶりにバタンガスが1位となってしまいました。ダバオ市がランク外になってちょっと安心しましたね。



ドゥテルテ大統領の象徴とも言える「麻薬との戦争」ですが、任期が終わる2022年までに麻薬根絶まで至るのは難しいとの見解を示しました。



これまで強烈な印象とともに超法規的殺人も辞さない姿勢で進めてきた「麻薬との戦争」ですが、ここまでして完全に撲滅するのは難しいようです。

ドゥテルテ大統領は大統領選挙にて、もし自分が大統領になったら、3～6か月で麻薬を撲滅すると約束して選挙公約のような形にしていました。

そして大統領になった後、公約通り麻薬に関してかなり厳しく取り締まりましたが、６か月で撲滅することはできず、その後延長を重ね、任期終了までに撲滅するとしていました。

現在、約j14,000のバランガイがまだクリアになっておらず、これをドゥテルテ大統領の任期終了までにクリアにすることは難しいとの結論に至ったようです。

だた麻薬使用者は、2016年の300～400万名から160万名まで減っているので、確実に効果は出てきているかと思います。

政府の公式発表では「麻薬との戦争」での死者は5,903名、逮捕者は25万9,000名に達したとのことです。

特に死亡者に関しては、世界の人権団体から非難されていますが、確実に治安は良くなったという声もあるので、難しいところですね。

ドゥテルテ大統領の後、だれが大統領になるかでまた大きく変わって行きそうですね。。


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