フィリピン 中国企業の空港建設計画が白紙に。。。 [経済関連]
フィリピンでの昨日(1/31)の新型コロナウィルス感染者は2,103名です。
感染者数:525,618名
回復者数:487,551名
死亡者数:10,749名
新規感染者は2日連続、2千名台となってしまいました。死亡者が80名とじわじわと増えてきてしまっていますね。。
毎週日曜日の見なし陰性により、新たに11,653名が回復者に追加されました。現在アクティブ感染者は27,318名と2万はまだまだ先になりそうですね。。
過去14日間の感染者数
1位 ダバオ市:1,182名
2位 ケソン市:1,094名
3位 セブ市:952名
4位 カビテ:743名
5位 リザール:712名
カビテとリザールが入れ替わっただけで変わりありませんが、すべての地域で感染者が増加してしまっていますね。。。
ブラカン政府は1月29日、昨年2月に契約したサングレーポイント国際空港の拡張工事を白紙に戻したと発表しました。
受注していたのは、フィリピンの財閥企業を保有するルシオ・タン氏のMacroAsia Corpですが、中国企China Communications Construction Co Ltd.(CCCC)との合弁企業でした。
一部ではCCCCがアメリカのブラックリストに登録され、セキュリティ上問題がある、結局予算は中国政府からの利子付きでのローンを組まされることになるんなどあまり良い話がありません。
昨年2月の入札がありましたが、この中国企業との合弁会社以外は入札を辞退したため、結果的に1社のみが入札に参加する形となり受注となりました。
契約解除の正式な理由としては受注後に提出するはずの書類が提出されなかったのが理由とのことで、コロナの影響もあったのかもしれません。
サングレー空港の増築工事では、マニラ空港の約4番のキャパ、1年あたり1億3千万人が利用できる規模まで拡張される予定でしたのでインフラ事業としてはマイナスになってしまいますね。
ただ、現在サンミゲル社がすすめている、ブラカンへの新マニラ空港建設の方が主要になりそうなので、あまり実害はないかもしれません。
むしろ中国企業はフィリピンインフラから抜けることの方がメリットがあったかもしれませんね。。。
ドゥテルテ大統領は現マニラ空港の改修を請け負った地場建設企業メガワイドにインドの会社経営陣が入り込んでいるとしてストップさせてしまっています。
メガワイドは最近できたセブ空港の新ターミナル建設しており、新ターミナル自体はかなり評判が良いようですが、外資の建設業進出にはかなり厳しい対応のようですね。
現在インフラ政策を強力に進めていますが、高速道路、鉄道は進んでいるようですが、空港事業の方は厳しい状況が続くかもしれませんね。。。
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