フィリピン 着々と進む規制緩和。。規制強化派の専門家が政府アドバイザーを辞任。。。

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フィリピンでの昨日(7/16)の新型コロナウィルス感染者は1,841名です。
内分けとして

フレッシュケースが710名（結果発表日より3日以内に検査実施）
レイトケースが1,131名（結果発表日より4日以上前に検査実施）

感染者数：63,001名
回復者数：21,748名
死亡者数：1,660名

引き続きあまりよくない状況ですね。。。相変わらずメトロマニラからの感染者が多いようで、マニラシティ441名、ケソンシティ140名、マンダルヨンシティ96名、セブ87名、ナボタス85名という状況です。

ナボタス市に関しては、感染者増大を受けて市独自でさらに厳しい規制、ハードロックダウンを7月16日～29日まで行っています。

ただ初日に245名の違反者が逮捕されるなど、経済的にも国民性的にも、なかなか規制を簡単に受け入れられる状態ではない人たちも多くいるのが現状かと思います。

フィリピン政府は新たに、長期滞在ビザを持っている外国人の受け入れを8月から開始することを発表しましたが、こちらは駐在員や学生などかなり限られた人のみになるので、あまり影響はないかもしれません。。

ただいろいろな面で規制緩和の方向で進んでおり、規制に関してもGCQの後はMGCQが次の段階ですが、その間にハイブリットGCQなるものを作成して規制緩和を最大限できるような模索もしているようです。

以前、フィリピン政府のコロナ対策チームのアドバイザーをしていた、Dr. Tony Leachon氏によると現状のメトロマニラは「非常に警戒すべき状況」として2週間、ECQへ戻すべきだと提案しています。



Tony医師は先週水曜日にフィリピン政府のアドバイザーを辞任したと発表しており、7月16日以降の処置にかんしてもECQをドゥテルテ大統領に進言しており、政府との間で方針の違いがあったようです。

コロナ対策を優先するのか、経済対策を優先するのか、非常に難しい状況だとは思いますが、なんとかバランスを取っていけるとよいですね。。。


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