アキノ大統領は賄賂を減らせたのか？

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アキノ大統領は汚職撲滅を掲げて頑張っていましたが、ドイツに本部のある国際NGOトランスペアレンシー・インターナショナル (Transparency International)のランキングでは残念ながら昨年にくらべ10位落ちてしまいました。。。



2012年　105位/34点
2013年　94位/36点
2014年　85位/38点
2015年　95位/35点

点数は100点満点中のスコアです。アキノ政権が始まった2010年は25点だったので、確実に数は減らせたといえるのではないでしょうか。ただ抜本的に職員の給料体系を変えないことには賄賂撲滅は難しいですかね。。。

とくに関税庁（BOC/Bureau of Customs）は同じ頭文字から別名、賄賂庁（Buerau of Corruption）とも呼ばれています。

主に空港で起こってますが、日本の外交官の荷物を開けちゃったり、荷物に銃弾を仕込んで賄賂を要求するという大きなニュースになった事件もありましたね。

そのほかでは内国歳入庁（BIR）Bureau of Internal Revenueや陸運局（LTO/Land Transportation Office）などが悪名高いようです。

任期も終了近くなってきて、政権が変わる前に最後の甘い蜜を！って感じなのでしょうか？次期大統領にも賄賂撲滅路線だけは引き継いでほしいですね。

ちなみに1位はデンマークで91点、日本は18位で75点でした。フィリピンと同じ点数35点だったのは、アルメニア、マリ、メキシコ、フィリピンの4カ国です。一番悪いのはソマリアと北朝鮮で8点でした。

boniboni

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