フィリピン トンドで火災300家族が被災。。。5名の死者も。。。

フィリピンでの昨日(2/22)の新型コロナウィルス感染者は2,288名です。

感染者数：563,456名
回復者数：522,874名
死亡者数：12,094名

新規感染者は再び2千名台に戻ってしまいました。。本日はまた千名台に戻ってくれると良いのですが。。。

ドゥテルテ大統領はフィリピン全土のMGCQへの移行はワクチン接種が終了してからと明言しました。これによりメトロマニラは3月以降もGCQ延長の可能性が高そうですね。。


過去14日間の感染者数

1位　セブ市：2,508名
2位　セブ：1,129名
3位　ケソン市：1,045名
4位　マニラ市：909名
5位　ダバオ市：665名

20日連続セブ市が1位となり、とうとう2,500名を超えてしまいました。セブ市の市長はECQへの規制強化は検討していないとしているので、しばらくこの状況が続くかもしれませんね。。



今年最初の台風がマニラにも到来し、それほど影響はありませんでしたが、台風到来前にマニラのトンドにて大規模な火事が起こり大きな被害が出てしまいました。



日曜日の深夜日付が変わる直前に、トンドのParola Compoundの住宅街にて火災が発生し、翌朝5時に消火されるまで、約300の家屋が被害を受けました。

残念なことに、37歳の男性と、12歳、10歳、8歳、3歳の子供が犠牲になり亡くなってしまいました。現場検証の結果、遺体はバスルームから発見されており、そこから逃げ出せなくなってしまっていたようです。

トンド地域ではかなり狭い地域に家が乱立しており、安全面での配慮もきちんとされていないため、毎年こういった大規模な火災が発生してしまっている状況です。

スラム街とも言われていますが、多くの人が不法に土地を長い期間占有しているため、割としっかりした家を建設していますが、もちろん保険などは加入していません。

フィリピン政府に何かしら対策をしてほしいところですが、優先順位があり難しいのかもしれませんが、放置状態ですね。。。

コロナ禍で厳しい状況のなか、約300家屋、約600世帯がホームレスになってしまい、政府からの支援も大して受けられない状況になってしまいました。

フィリピンはホームレスに優しい国ではありますが、非常に厳しい状況である事に変わりはないので、多くの人が早く以前の生活に戻れることを心から祈りたいですね。


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