フィリピン 防疫違反者を捕まえたら罰金から20％のインセンティブ。。。

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フィリピンでの昨日(9/11)の新型コロナウィルス感染者は4,040名です。

フレッシュ、レイトケースはありませんでした。
2,754名が14日以内に検査された方です。

感染者数：252,964名
回復者数：186,606名
死亡者数：4,108名

新規感染者が再び4千名を超えてしまいました。一時期は千名台まで下がったのですが、なかなか難しい状況ですね。。。

地域別にみると

メトロマニラ：1,813名
カビテ：435名
リザール：218名
ブラカン：195名
ラグーナ：171名

TOP5は一昨日からランキングは入れ替わりましたが、地域はメトロマニラ周辺で引き続き独占状態ですね。。。


なかなか新型コロナウィルス感染者が減らないフィリピンですが、徐々に地域別に独自の対策を行うと事が増えてきたようです。

メトロマニラ内のパラニャーケ市は、市の職員である「Barangay Engorcer（バランガイエンフォーサー）」がコロナ防疫違反者を検挙した場合、罰金の20％をインセンティブとして渡すと発表しました。



バランガイエンフォーサーは主に、交差点などでの交通整理や違反者の検挙などを行っているようですが、バランガイによっては自治警察のような役割もしているようです。

普段の業務に合わせて防疫違反者のモニターもして、防疫強化につなげたいとの考えのようです。また普段から見られているとなるので抑止力にはなりそうですね。

パラニャーケ市は、マスク未着用、ソーシャルディスタンスを保たなかった場合の罰則として、最大P5,000の罰金、12時間の禁固刑もしくは14時間のボランティア活動を設定しています。

初回違反時の罰金はP1,000のようなので、もしバランガイエンフォーサーが5名違反者を見つけ、罰金を支払った場合は、P1,000のボーナスがもらえることになるようです。

ただ、バランガイエンフォーサーの中には悪徳な人も多くいるようで、捕まえた違反者から賄賂をもらって見逃したりする行為が問題になっていますが、なかなか撲滅しないようです。

バランガイエンフォーサーがP500もらって違反者を見逃すなんて事態が多発しないことを祈りたいですね！！


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