フィリピン 15万人のOFW（海外出稼ぎ労働者）が帰国を余儀なくされる。。。

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フィリピンでの昨日(7/19)の新型コロナウィルス感染者は2,241名です。

フレッシュケース、レイトケースの内訳不明。。

感染者数：67,456名
回復者数：22,465名
死亡者数：1,831名

新規感染者を地域別でみると、

メトロマニラ：1,625名
ラグーナ：115名
カビテ：76名
リザール：75名
セブ：55名

引き続き昨日と同じような内容ですね。。。対策はナボタスくらいしかしていないですが、今後減ってくれることを祈りたいですね。。。

感染者が多い地域は、ナボタスのように地域を限定してロックダウンしたほうが良いような気もします。今後積極的な対策がされることを期待したいですね。

フィリピンの国家事業ともいえるOFW（海外出稼ぎ労働者）、産業が乏しいフィリピンですが、英語が喋れるフィリピン人は世界中どこでも働くことができます。

安い労働力を外国が安価に購入していると捉えることもできますが、フィリピン国内で働くよりか、はるかに大きな金額を手にできる外国での労働はフィリピン人にとって大きな魅力です。


フィリピン人海外出稼ぎ労働者からの送金は、順調に伸びており、このまま伸びればフィリピン国家予算の半分までにも届きそうな勢いでした。

2019年度
OFWのフィリピンへの送金額：301億USドル
フィリピンの国家予算：715億USドル

意外と送金額が圧倒的に多いのがアメリカで、よく聞くカナダからは意外と少ない結果ですね。日本も4位に入っており、前年度比でも18.6％増えているのは意外でしたね。



新型コロナウィルスの影響を受けて、一部では送金額が30％減少しているとの報道もありますので、影響は避けられませんね。。。

フィリピン政府は今後OFWの帰国が進み、コロナ過で15万人のOFWが帰国せざる得ない状況になると予想しているようです。

すでに9万5千人がフィリピンに帰国しており、今後5万人が帰国するとされておりますが、フィリピン国内に仕事があるとは思えず、帰国したOFWは非常に厳しい状況に置かれそうですね。。。

在外フィリピン人のコロナウィルス感染者はこれまでに9,001名ですが、すでに5,321名が回復しています。死亡者は634名。

昨日、サウジアラビアから中東地域で亡くなった88名のOFWがチャーターフライトで帰国されました。中東地域でも多くのOFWが亡くなられており、今回で2度目のチャーターフライトです。

すべての方が新型コロナウィルスで亡くなったわけではなく、別の病気などで亡くなられたケースもあるようです。フライトキャンセルの影響で帰国できなくなり、フィリピン政府がチャーターフライトを手配し帰国させています。

またサウジアラビアに、亡くなられた方が残っているようなので、1日も早くフィリピンに帰国できることを祈りたいですね。。。


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